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老猫の「巻き爪」はSOS!14歳のトトと13歳のチーに学ぶ、シニア期の正しい爪切りとコツ

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こんにちは、トトとチーの父さんです。
子供たちが成長し、すっかり相手をしてくれなくなった今、私の唯一の話し相手であり、癒やしであり、そして仕えるべき主人は、愛猫のトトとチーだけです🤣。

突然ですが、皆さんの愛猫がフローリングを歩くとき、「カチャカチャ」と小さな音が鳴っていませんか?
もしその音が聞こえるなら、それは愛猫からのSOSかもしれません。
特に、シニア期に入った猫ちゃんの場合、その音は非常に重要なサインなのです。

14歳のトトと13歳のチー、すっかりおじいちゃんになりました

我が家の長男、ノルウェージャンフォレストキャットのトトは14歳。
次男のソマリ、チーは13歳になりました。
人間で言うと、もう70歳を超えたおじいちゃんです。
昔は家中を駆け回り、キャットタワーの最上階を争っていた2匹ですが、最近は1日の大半を気持ちが休まるお気に入りの寝床で過ごしています。

おっとりしたトトはますますおっとりに、愛嬌たっぷりのチーはますます甘えん坊に。
そんな彼らの加齢による変化は、寝起きの動作やジャンプの高さ、そして何より「足元」に現れてきました。

シニア猫の爪切りが超重要になる理由

ふたりが若い頃は、抱っこした時に「ちょっと伸びたかな?」と思うときにやっていた感じです。
猫は自分で爪を研ぐ生き物ですから、自然と古い爪が剥がれ落ち、鋭い爪が保たれているものだと思っていました。
しかし、それは彼らが「現役」だった頃の話です。

昔はキャットタワーをボロボロにしていたのに…(爪とぎ回数の減少)

トトとチーが若かった頃、我が家のキャットタワーは数年でボロボロになり、何度か麻縄を巻き直したものです(その時の様子は以下の記事で紹介しています)。

ボロボロだったキャットタワーの爪とぎをメンテナンス!愛猫のトトとチーも満足してくれたかな?

彼らにとって、爪とぎはマーキングやストレス発散、そして鋭い武器を維持するための大切な儀式でした。

しかし、シニア期に入ると、その爪とぎの回数が劇的に減りました。
トトはもう、キャットタワーのポールには見向きもしません。
チーも、段ボールの爪とぎを気休め程度にガリガリするくらい。
理由は、関節の痛みや筋力の低下、そしてそもそも「獲物を狩る」必要がないという、下僕(父さん)による快適な生活の弊害(?)かもしれません。

古い爪が剥がれず「極太の爪」になる恐怖

爪を研がないと、どうなるか。
猫の爪は玉ねぎのように層状になっており、古い爪が剥がれ落ちることで新しい爪が出てきます。
爪とぎをしないシニア猫は、この古い爪が剥がれず、層が重なったままになります。
結果として、爪は鋭くなるのではなく、「極太」に、そして「硬く」なっていきます。

父さんが昔、トトの爪を久しぶりに触った時のことです。
「あれ? トトの爪、こんなに太かったっけ?」 指先には、まるで若い頃の数倍はあるような、極太の、木工用ボンドで固めたような硬い爪がありました。
これが、シニア猫特有の「研がない爪」の正体です。

発見が遅れがち!「巻き爪」が引き起こすトラブル

この極太になった爪は、そのまま伸び続けるとどうなるか。
皆さんは想像したことがありますか?
爪は湾曲して伸びていき、最終的には肉球に突き刺さります。

これが「巻き爪」です。

肉球にグサッ!?父さんが青ざめたトトの足元事情

これは、トトが12歳の時の、父さんの生涯忘れられない失敗談です。
トトが歩くたびに、例の「カチャカチャ」音が聞こえるようになりました。
「爪が伸びたかな?」と思い、爪切りを持ってトトを抱っこしました。

トトのおっとりした性格に甘え、父さんは足の裏をよく見ずに、爪の先だけを切ろうとしました。
しかし、トトが珍しく嫌がります。
おかしいなと思い、足の裏の毛をかき分けて肉球をよく見て、父さんは凍りつきました。

トトの極太の爪の先が、肉球に少し刺さっていたのです。

父さんは、自分の無知と怠慢を激しく後悔しました。
すぐに動物病院へ連れて行き、獣医さんに処置してもらいました。

幸い、大事には至りませんでしたが、トトには本当に申し訳ないことをしました。
「カチャカチャ」音は、トトからの「父さん、足が痛いよ」という SOSだったのです。

ノルウェージャンとソマリの罠!長毛種は足裏の毛で爪が隠れる

トトの巻き爪に気づくのが遅れた理由が、もう一つあります。
トトはノルウェージャンフォレストキャットで、長毛種です。
足の裏の毛(肉球の間の毛)も非常に長く、爪がその毛に完全に隠れていました。

一方、チーはソマリで、短毛寄りではありますが、足元はふんわりしています。
2匹とも、足裏の毛のせいで、爪の伸び具合をパッと見ただけでは確認できなかったのです。
これが、長毛種やふんわりした猫種を飼っている家庭での「巻き爪」の罠です。
シニア猫、かつ長毛種の飼い主さんは、特に注意が必要です。

猫の足の裏の毛(タフト)のカットについては、こちらの記事を参考にしてくださいね

猫(長毛種)の肉球周りの毛(足裏の毛)は定期的にカットしよう!カット方法とカット前後の様子を図解で解説

14年目の下僕が実践!シニア猫に負担をかけない爪切りのコツ

トトの巻き爪事件以来、父さんは爪切りに対する姿勢を改めました。
シニア猫の爪切りは、若い頃の「ちょっと切る」とは違います。
「巻き爪を予防し、肉球を保護する」という、健康維持のための最重要任務です。

しかし、シニア猫は体調も気難しく、嫌がることも多いです。
14年の下僕生活で培った、彼らに負担をかけないコツを紹介します。

一気に切らない!「寝起き」のスキを突く分割作戦

猫は、起きて元気な時は爪切りを嫌がります。
若い頃は力技で抑え込むこともできましたが、シニア猫には厳禁です。
ストレスは万病の元ですし、関節を痛める可能性もあります。

父さんが実践しているのは、「分割作戦」です。
一気に全ての爪を切ろうとせず、寝起きでボーッとしているスキを狙います。
トトがソファーでウトウトしている時、静かに近づき、手足を優しく持ちます。

「あ、父さんか…」と気づく前に、前足の1〜2本だけを切ります。
嫌がる素振りを見せたら、すぐにやめます。
これを1日の中で何度か、または数日かけて行います。

おっとりトトと、嫌がるチーの性格別アプローチ

トトとチー、性格が全く違うため、爪切りのアプローチも変えています。

  • トト(おっとり)の場合: 抱っこは好きなので、膝の上に乗せて、リラックスしている状態で切ります。 足裏の毛が長いので、まずは毛をかき分け、爪全体をしっかり確認してから切るようにしています。巻き爪事件の後は、肉球に異常がないかも必ず確認します。
  • チー(嫌がる・活発)の場合: 抱っこは嫌いではありませんが、拘束されるのが大嫌いです。 膝の上で切ろうとすると暴れるので、チーが寝床で丸くなっている時を狙います。 寝床から手足を少しだけ借りて、1本、また1本と切っていきます。 チーは爪が細く、トトほど太くはなりませんが、伸びるのは早いので、こまめな確認が必要です。

見えにくいシニアの血管…切る位置の目安と深爪対策

シニア猫の爪は太く硬いため、切る時に「バチン!」と大きな音がすることがあります。
これも猫が嫌がる原因の一つです。
父さんは、一気に切らず、少しずつ、爪の角を落とすように切っています。

そして最大の難関は「血管(クイック)」です。
猫の爪の根元にはピンク色の血管が通っていますが、シニア猫の極太の爪だと、この血管が非常に見えにくくなります。
おまけに、父さんの目も、最近は老眼が進んできて…(悲)。

血管を切ってしまうと、出血し、猫に激痛を与えます。
父さんの目安は、「血管のピンク色の部分から、2〜3ミリ先」です。
「このくらいかな?」と思ったら、そこからさらに1ミリ先を切る。
深爪するくらいなら、こまめに切る方がマシです。
もしものために、止血剤(クイックストップ等)も常備しています(今のところ使ったことはありませんが)。

日々のスキンシップが最高の予防線

結局のところ、シニア猫の巻き爪を予防する最大のコツは、日々のスキンシップです。
父さんは、1日に何度もトトとチーを抱っこしたり、撫でたりします。
その時に、必ず足の裏を触り、毛をかき分けて爪を「確認」します。
爪切りをする日ではなくても、確認だけはします。

「カチャカチャ」音がしてからでは、遅いかもしれません。
音が鳴る前に、父さんが気づいてあげる。
それが、14年尽くしてきた下僕の、最後の務めだと思っています。

皆さんの愛猫も、いつの間にかシニア期に入っているかもしれません。
今日から、愛猫の足の裏、少しだけ気にしてあげてください。
父さんのような、青ざめる経験をしないように…。

まとめ・父さんの独り言

トトとチーの爪は、これでバッチリ管理できているつもりです。
彼らの健康には、父さんは人一倍敏感なのです。
しかし、一方で。

先日、自分の足の爪を切ろうと爪切りを持ったのですが、老眼と膝の痛みのダブルパンチで、爪に爪切りを合わせることすら一苦労。
「トト、チー、父さんの爪も切ってくれないか…」 と彼らに頼んでみましたが、おっとりトトはあくび、嫌がるチーはプイッとどこかへ。
猫以下の序列である下僕の、切ない独り言でした。

今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
あなたに最高の猫ライフが訪れますように

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★★★ noteでトトとチーの日常をつぶやいています ★★★

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