愛猫の肉球周りの毛(足の裏の毛)の処理はどうされていますか?
猫の肉球周り(足の裏)に生えている長い毛は「タフト」と呼ばれています
本記事では以下のポイントに沿って、猫のタフトカットについて解説いたします
ポイント
肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)カットって必要なの?
肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)カットの方法とは
肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)カットするときの注意点
目次
猫の長く伸びた肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカットはどうして必要なの?
猫の肉球には体を守るために以下の重要な役割を担っています
- 足を守るクッション
- 滑り止め
- 体温調節
その肉球がふさふさの毛で覆われてしまっていると、夏場に肉球から熱を発散させにくくなったり、肉球で滑ることを防げないために床で転びやすくなったりしてしまいます
以下の状態の場合、肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)をカットしてあげましょう
- 肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)があまりにも長く、毛が肉球にかかってしまっている
- 猫がよく床で滑っている
こちらは我が家の愛猫 チー(ソマリ)の肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)です

最近、フローリングでドリフと気味だったので確認したところ、肉球周りから毛がはみ出ているのがわかります
このような状態になったら、肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)をカットしてあげましょう
長毛種猫の肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカット方法とおすすめアイテム
実際に肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)をカットするとなったとき、猫の手はとても小さい上に、肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)は間隔も狭いので、切る際に傷つけてしまわないか心配になってしまいますよね
繊細な場所なので、安全で怖がらせない方法でカットしてあげましょう
そこでここでは肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)カットの方法について解説します
カットするためのおすすめアイテムも合わせてご紹介いたします
はさみを使った肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカット方法
毛をカットすると聞けば、真っ先にはさみを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか
バリカンはどんなに音が小さい商品を選んだとしても、多少の音や振動がしてしまうのは仕方がないので、それを嫌がる猫にはハサミの方が断然使い勝手が良いでしょう
我が家のトト(ノルウェージャンフォレストキャット)もチー(ソマリ)もどちらかと言うとバリカンが苦手なので、はさみを中心にカットしています
※カットする飼主としてはバリカンの方が断然楽なんですが・・・


猫をしっかり抱っこして、肉球を傷つけないよう注して肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)をカットします


カット前後の写真です(上:カット前、下:カット後)
きれいさっぱりになりました
これで走り回ってもドリフとすることはありません!
バリカンを使った肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカット方法
やはり毛をカットするのに、バリカンはとても便利で安全ですよね!
猫の繊細な手・足を扱うことになるので、初心者の方でも安心して使用出来るバリカンはおすすめです
ペット用の商品も各メーカーから販売されていますので、長毛種の子や滑りやすい子のいるご家庭であれば、常備しておくだけで安心出来ますね
我が家も長毛種のノルウェージャンフォレストキャットとソマリを飼っていますので、バリカンを購入しています(主にお尻の毛とタフトのカットに使用しています)
<長毛種のお尻の毛のカットに関する記事はこちらをご覧ください>
長毛種の猫はうんちがゆるいとお尻周りが汚れやすいので、定期的にお尻周りの毛も定期的にカットしてあげましょう!
長毛種猫のお尻周りの毛のカット方法については▼こちらをご覧ください▼
長毛種のお尻の毛のカットどうしていますか?お尻汚れを防止するためにも定期的にカットしましょう!
残念ながら、うちの子たちはバリカンの音が苦手で、機嫌がいい時にしか使用していません
しかし、はさみに比べると圧倒的に楽に、そして安全にカットすることができますので、長毛種を飼っている方には絶対におすすめいたします
こちらは我が家でも使っているバリカンです
価格的にお手頃で、しっかりカットできるので、おすすめしております
タフトカット用のバリカンも販売されています
大きさが通常のバリカンに比べて小さいため、足の裏の毛をカットするだけならこちらの方が取り扱いは楽ですよ
短毛種の子ならこちらがひとつあれば十分ですよ!
肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカットするときの注意点
猫の肉球が本来の能力を発揮するためにも、日頃からタフトケアは行っていきましょう
ですが、猫にとってはいきなり手・足を掴まれて、毛を切られるという行為に嫌がってしまう子も多いことかと思います
猫の肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)をカットする際の注意点をまとめてみました
肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)カットは猫がリラックスしているときにやりましょう
猫はとても自由な動物ですので、毛をカットするタイミングも重要です
猫は無理矢理何かをされることを極端に嫌うので、嫌な思いをしてしまうと、飼主が手に触れるだけで怒るようになってしまうこともあります
そのため、愛猫が甘えてきたタイミングや、グルーミングを終えてリラックスしているタイミングで行うのが理想的です
大人しく肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカットさせてくれたら、ご褒美のおやつなどをあげると、次回も切りやすくなりますよ!

とにかく時間をかけずにカット、猫が嫌がったらやめる勇気も必要
タフトを切るときだけではなく、その他の猫のケアでも言えることですが、スピーディーに行うのが最大のコツです
猫の性格によっては、ケアに時間がかかると自由に動けないことから逃げようとしたり、ストレスとなったりします
いざ肉球周りの毛・足裏の毛(タフト)のカットを始めると、「もう少し短くしたい」「もっときれいにカットしたい」と思ってしまうこともあるとおもいます
ですが、猫が嫌がる反応をしめしたら、その時はいったんあきらめて、猫に嫌の思いをさせないように気をつけましょう
「少しでも短くなればいいや」という気持ちが重要です
【ペット用バリカン】
【トリミング用ハサミ】
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今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました