こんにちは、トトとチーの父さんです。
我が家の長男トト(ノルウェージャンフォレストキャット)も今年で14歳。
次ニャンのチー(ソマリ)は13歳。
人間の年齢で言えば70代オーバーの立派なシニア猫です。
最近、トトとチーの顔をじっと見つめていて「おや?」と思うことが増えました。
若い頃はいつもピカピカだったお顔に、黒っぽい目ヤニがちょこんとついていたり、耳のフチにうっすら汚れが溜まっていたりするんですよね。
実はシニア猫、特に長毛種のお手入れって、若い頃とはちょっと違うコツが必要です。
昔の父さんは、ティッシュでゴシゴシ擦ってトトとチーに本気で嫌がられ、3日間口をきいてもらえないという悲しい失敗を犯しました……。
今回は、そんな父さんの苦い経験から学んだ「シニア長毛猫の目ヤニ・耳掃除の正しいコツ」を包み隠さずお伝えします!
なぜシニア長毛猫は目ヤニや耳の汚れが増えるの?

「昔は自分で綺麗にしてたのに、なんで急に汚れやすくなったんだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
我が家でもトトの顔周り汚れが気になり始めたのは12歳を過ぎたあたりからでした。
年齢とともにセルフグルーミングが減ってしまう
一番の理由は、やっぱり「加齢」です。
猫は本来、とっても綺麗好きで1日の大半をグルーミングに費やしますよね。
でもシニアになると、関節が硬くなったり筋力が落ちたりして、前足を使って顔を洗う動作(あの可愛い「顔洗い」です)が雑になりがちなんです。
トトも昔は入念に手繰り寄せて顔を洗っていたんですが、最近は「まあ、このくらいでいいか」と言わんばかりに、2〜3回ササッと撫でて終了。そりゃあ目ヤニも残りますよね。
長毛種ならではの「毛が絡む」という二重苦
さらに長毛種の場合、目ヤニが一度出ると周りの長い毛に絡みついてしまうのが厄介です。
トトのように立派な飾毛(胸元のフサフサ毛)を持っている猫だと、目ヤニが毛と一緒に固まってカチカチの大きな塊になってしまうことがあります。
こうなると猫自身が顔を洗っても取れませんし、無理に引っ張ると皮膚が引っ張られて痛い思いをさせてしまいます。
シニア猫の目ヤニの正しい取り方とコツ【父さんの実践ノウハウ】

カチカチ固まった目ヤニを見つけると、ついつい爪でつまんでカリッと取りたくなりますよね。でも、ちょっと待ってください!シニア猫の皮膚は人間のお年寄りと一緒でとってもデリケートです。
準備するもの:乾いたティッシュは絶対NG!ぬるま湯コットンが最強
まず大前提として、乾いたティッシュペーパーで拭くのは絶対にやめましょう。
ティッシュの繊維は思いのほか硬く、デリケートな目元を傷つけてしまう恐れがあります。
父さんも昔、ティッシュで取ろうとしてトトにシャッと手で払われ、悲しい思いをしました。
用意するのは以下の3つだけです。
- コットン(または化粧用コットンを割ったもの)
- 人肌程度の「ぬるま湯」(熱すぎは絶対NG)
- 乾いた清潔なガーゼや柔らかいハンカチ
ゴシゴシ擦らない!「ふやかして浮かせる」優しさ勝負
目ヤニ取りの極意は「絶対に擦らないこと」です。
- ぬるま湯をたっぷり含ませたコットンを軽く絞ります。
- 目ヤニの上にそっと乗せ、5秒〜10秒ほど優しく押さえてふやかします。
- 汚れが柔らかく浮き上がったら、目頭から目尻に向かって、毛並みに沿って優しくスッと拭き取ります。
これだけです!ぬるま湯で温めることで目ヤニが柔らかくなり、スルッと落ちてくれます。
トトもこの「温かいコットン乗せ」は気持ちが良いみたいで、うっとり目を閉じるようになりました。
カチカチに固まった頑固な目ヤニを安全に取るステップ
もし毛に絡んでカチカチになってしまっている場合は、1回で取ろうとしないでください。
無理に引っ張ると毛が抜けて痛がります。
「ぬるま湯コットンで押さえる→少し拭く」を2〜3回繰り返し、じわじわ解解解していくのがポイントです。
どうしても取れない時は、ぬるま湯で湿らせた目の細かいコーム(毛穴クシ)を使って、毛並み方向に優しく梳かしてあげると綺麗に取れますよ。
耳掃除はやりすぎ厳禁!シニア猫の耳ケアのポイント

続いて耳のお手入れです。
ソマリのチー(13歳)は立ち耳で大きな耳をしているので、たまに耳の入り口付近に黒っぽい皮脂汚れがついていることがあります。
綿棒の奥突っ込みは失敗の元(チーで学んだ教訓)
ここで一番お伝えしたい失敗談があります。
父さん、昔チーの耳の中を綺麗にしてあげようとして、市販の綿棒を耳の奥まで入れようとしたことがあるんです。
そしたらチーが「ニャンッ!?」と激しく首を振り、間一髪で危険を回避したものの、大嫌いになって逃げられてしまいました……。
後から獣医さんに聞いて知ったのですが、猫の耳道は「L字型」に曲がっています。
素人が綿棒を突っ込むと、かえって奥に汚れを押し込んでしまったり、繊細な耳の中を傷つけたりする危険があるそうです。
見えている部分だけを「優しく拭き取る」のが正解
ご家庭での耳掃除は、「目で見える範囲だけ」で十分です!
- 清潔なガーゼやコットンに、猫用のイヤークリーナー(またはぬるま湯)を少量含ませます。
- 指に巻きつけ、耳のひだや内側の見える部分を、やさしく撫でるように拭き取ります。
- 仕上げに乾いた部分で水分を拭き取って完了です。
奥の方に黒い汚れがびっしり詰まっている場合や、嫌なにおいがする場合は、家庭で無理に掃除せず獣医さんに見てもらいましょう。
特にシニア猫は耳道の発炎(外耳炎など)を起こしやすいので、プロに任せるのが安心です。
顔周りケアを嫌がらせないための3つのテクニック

いくら正しい方法でも、嫌がる猫を羽交い締めにしてお手入れするのは逆効果です。
父さんが14年かけて編み出した「嫌がらせないためのズルい(?)テクニック」をご紹介します。
1. リラックスタイム(撫で回し中)にどさくさに紛れてやる
猫が機嫌よくゴロゴロ言っているときや、半分寝かけているときが最大のチャンスです!
「あ〜トトちゃん可愛いね〜」と顎下を撫で撫でしながら、あらかじめ用意しておいた温かいコットンを忍ばせ、どさくさに紛れて目元をサッと拭きます。
猫が「ん?なにかされた?」と気づく前に終わらせるのがプロ(下僕)の業です。
2. 一度に全部やろうとしない「1日1箇所」ルール
「右目も左目も、両耳も今日中に綺麗にするぞ!」と意気込むと、途中で猫の集中力が切れて怒られます。
今日は「右目の目ヤニだけ」、明日は「左耳の拭き取りだけ」と割り切るのが長続きのコツ。
シニア猫のストレス軽減にもつながります。
3. 終わったら速攻でごほうび(ちゅ〜る等)を与える
お手入れが終わったら、間髪入れずにごほうびを与えます。
我が家では、拭き取った瞬間に「トトちゃん偉い!!」と大げさに褒めちぎり、お気に入りの「ちゅ〜る」を進呈します。
これを繰り返すと、「顔を拭かれる=ウマウマがもらえる」と学習し、多少のケアなら大人しく耐えてくれるようになりますよ。
まとめ・父さんのつぶやき


シニア長毛猫の目ヤニや耳のお手入れは、「擦らず、無理せず、ぬるま湯で優しく」が鉄則です。
年齢を重ねるにつれ、猫も少しずつ自分の体のお手入れが難しくなってきます。
でもそれって、私たち飼い主が手伝ってあげる「スキンシップの時間」が増えたということでもあるんですよね。
優しく顔を拭いてあげながら、「今日も可愛いね」「元気に過ごそうね」と声をかける時間は、愛猫にとっても飼い主にとっても愛おしいひとときです。
……と、偉そうに語ってみましたが。
今日もお手入れ後にトトの顔をピカピカに仕上げ、「よし!トトちゃんイケメン復活!」と満足していた父さん。
ふと洗面所の鏡に映った自分の顔を見たら、目元にはくっきり深いシワ、カサカサの肌、そして階段を降りるたびに「ミシミシ」と悲鳴をあげる我が膝……。
14歳のトトは温かいコットンで目ヤニが取れて若々しさを保っているというのに、50代父さんの衰えはぬるま湯コットン程度じゃどうにもならない現実に、思わず深い溜め息が出た父さんなのでした。
トトとチーにはいつまでも若々しくいてほしいので、下僕は今日も喜んでぬるま湯を準備します!

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今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
あなたに最高の猫ライフが訪れますように
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