長毛種の猫ちゃんと暮らす飼い主さん、毎日のブラッシングお疲れ様です。
どんなに気をつけていても、ある日突然、脇の下やお腹に「カチカチの毛玉」を見つけて青ざめること、ありませんか?
「ハサミで切っちゃおうか・・・」
ちょっと待ってください!そのハサミ、一歩間違えると大切な愛猫の皮膚を傷つけてしまう大事故に繋がりかねません。
実は、我が家の愛猫(長毛種)も、お腹の下に立派な毛玉を作ってしまいました。
今回は、そんな頑固な毛玉を「家庭用バリカン」を使って安全にカットした際の実践レポートをお届けします。
1. 今回のターゲットと、秘密兵器の導入
まずは、今回の「患者」さんをご紹介します。
全体的にはフワフワで、一見すると問題なさそうに見えます。

しかし、この豊かな毛の下、特に皮膚に近い部分に、指が通らないほどの固い毛玉ができていました。
これまではハサミで慎重に切っていましたが、猫が動くたびにヒヤヒヤして、お互いにストレスでした。
そこで今回導入したのが、こちらの猫用バリカンです。
手のひらサイズのコードレスタイプです。ハサミと違って、皮膚を「挟む」リスクが極めて低いため、初心者でも安心して使えます。
2. 実践!安全な毛玉カットの手順
それでは、実際にカットしている様子を見ていきましょう。
最も重要なのは、「猫を驚かせないこと」と「皮膚を傷つけないこと」です。
具体的な手順とコツ

- 保定とリラックス:
- 猫がリラックスしている時(寝起きや、撫でられてうっとりしている時)を狙います。
- もう一人の家族に手伝ってもらい、優しく体を支えてもらうと安定します。
- 毛玉の根元を確保する(重要!):
- 画像のように、左手で毛玉を優しくつまみ、皮膚から少し引き離します。
- 皮膚と毛玉の間に、バリカンを入れる「隙間」を作るイメージです。
- バリカンを当てる:
- バリカンのスイッチを入れ、音に驚かないか様子を見ます。
- バリカンは皮膚に対して平行、または少し浮かせ気味に当てます。
- 毛玉の根元を狙って、少しずつ、ゆっくりと刃を進めます。
- 絶対に無理をしない:
- 一度に全て切ろうとせず、表面から少しずつ削るようにカットしてもOKです。
- 猫が嫌がって動いたら、すぐに作業を中断してください。
3. カット完了!驚きの成果

格闘すること数分。
無事に、お腹の下の毛玉がスッキリしました!
猫自身も、引っ掛かりがなくなって動きやすそうです。
そして、今回の成果がこちら。
右側の指の先にあるのが、カットされた毛玉です。
画像では分かりにくいですが、実際にはフェルト状にカチカチに固まった、かなり大きな塊でした。
これが皮膚を引っ張っていたと思うと、可哀想になります。
バリカンのおかげで、皮膚を傷つけることなく、お互いにリラックスした状態で安全に除去することができました。
4. 自宅でバリカンカットをする際のまとめと注意点
今回、バリカンを導入してみて、ハサミに比べて圧倒的な「安心感」がありました。
最後に、自宅で猫の毛玉カットに挑戦する方へのまとめです。

バリカンカットの心得
- 道具を選ぼう: 刃の幅が狭い、小型の「部分カット用」バリカンが取り回しやすくておすすめです。
- 深追いは禁物: 皮膚のすぐ近くにあるカチカチの毛玉は、バリカンでも危険な場合があります。
- 「皮膚が巻き込まれている」
- 「根元が固すぎて刃が入らない」
- このような場合は、無理に自宅で処置しようとせず、必ずトリマーさんや獣医師などのプロに相談してください。
日々のブラッシングが一番ですが、できてしまった毛玉には、安全なバリカンを正しく使ってケアしてあげましょう。
この記事が、同じ悩みを持つ飼い主さんの参考になれば幸いです。
